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ペンダント白磁シェード一式 shade-d large 700 mm
¥15,950
現代的な空間や家具、古物とも調和するシンプルなシェード。洋の東西や掛ける場所を問わず、様々なインテリアに合わせて頂けます。磁器製で、轆轤を用いてひとつひとつ手作業で製作しています。型を用いているかのような精巧さとミルクガラスを思わせるような柔らかな質感が特徴です。わずかに透過性があり、灯のあたたかさが感じられます。長さ700ミリ布巻き縒りコードの吊り照明用金具一式を用いたペンダントタイプです。 「白磁電笠」d型 大 tayo9911 “shade” type-d large 180 w. 80 h. mm. ¥6,600 (included tax) 製造:藤崎千尋 デザイン:猿山修 制作:tayo ceramic works: chihiro fujisaki, design: osamu saruyama, production: tayo シェードを天井から吊るすため(ペンダントタイプ)の金具パーツ、コード、ソケットのセットです。二種類の長さからお選び頂け、こちらは長さ 700 mm となります。電球は口金のサイズ:E17をご用意ください。推奨ワット数は、60Wまでとなります。吊り照明用金具一式とは細部のパーツが異なります。 「吊り照明用金具」 e-002a “electric parts” for pendant 700 mm length recommended wattage up to 60W ¥9,350 (included tax) 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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ペンダント白磁シェード一式 shade-d large 500 mm
¥15,400
様々なインテリアに合わせて頂けます。磁器製で、轆轤を用いてひとつひとつ手作業で製作しています。型を用いているかのような精巧さとミルクガラスを思わせるような柔らかな質感が特徴です。わずかに透過性があり、灯のあたたかさが感じられます。長さ500ミリ布巻き縒りコードの吊り照明用金具一式を用いたペンダントタイプです。 「白磁電笠」d型 大 tayo9911 “shade” type-d large 180 w. 80 h. mm. ¥6,600 (included tax) 製造:藤崎千尋 デザイン:猿山修 制作:tayo ceramic works: chihiro fujisaki, design: osamu saruyama, production: tayo シェードを天井から吊るすため(ペンダントタイプ)の金具パーツ、コード、ソケットのセットです。二種類の長さからお選び頂け、こちらは長さ 500 mm となります。電球は口金のサイズ:E17をご用意ください。推奨ワット数は、60Wまでとなります。吊り照明用金具一式とは細部のパーツが異なります。 「吊り照明用金具」 e-002 “electric parts” for pendant 500 mm length recommended wattage up to 60W ¥8,800 (included tax) 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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ペンダント白磁シェード一式 shade-d small 700 mm
¥13,750
様々なインテリアに合わせて頂けます。磁器製で、轆轤を用いてひとつひとつ手作業で製作しています。型を用いているかのような精巧さとミルクガラスを思わせるような柔らかな質感が特徴です。わずかに透過性があり、灯のあたたかさが感じられます。長さ700ミリ布巻き縒りコードの吊り照明用金具一式を用いたペンダントタイプです。 「白磁電笠」d型 小 tayo921 “shade” type-d small 120 w. 75 h. mm. ¥4,400 (included tax) 製造:藤崎千尋 デザイン:猿山修 制作:tayo ceramic works: chihiro fujisaki, design: osamu saruyama, production: tayo シェードを天井から吊るすため(ペンダントタイプ)の金具パーツ、コード、ソケットのセットです。二種類の長さからお選び頂け、こちらは長さ 700 mm となります。電球は口金のサイズ:E17をご用意ください。推奨ワット数は、60Wまでとなります。吊り照明用金具一式とは細部のパーツが異なります。 「吊り照明用金具」 e-002a “electric parts” for pendant 700 mm length recommended wattage up to 60W ¥9,350 (included tax) 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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ペンダント白磁シェード一式 shade-d small 500 mm
¥13,200
様々なインテリアに合わせて頂けます。磁器製で、轆轤を用いてひとつひとつ手作業で製作しています。型を用いているかのような精巧さとミルクガラスを思わせるような柔らかな質感が特徴です。わずかに透過性があり、灯のあたたかさが感じられます。長さ500ミリ布巻き縒りコードの吊り照明用金具一式を用いたペンダントタイプです。 「白磁電笠」d型 小 tayo921 “shade” type-d small 120 w. 75 h. mm. ¥4,400 (included tax) 製造:藤崎千尋 デザイン:猿山修 制作:tayo ceramic works: chihiro fujisaki, design: osamu saruyama, production: tayo シェードを天井から吊るすため(ペンダントタイプ)の金具パーツ、コード、ソケットのセットです。二種類の長さからお選び頂け、こちらは長さ 500 mm となります。電球は口金のサイズ:E17をご用意ください。推奨ワット数は、60Wまでとなります。吊り照明用金具一式とは細部のパーツが異なります。 「吊り照明用金具」 e-002 “electric parts” for pendant 500 mm length recommended wattage up to 60W ¥8,800 (included tax) 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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ryo テーブルフォーク table fork from the series of cutlery “ryo”
¥3,630
SOLD OUT
用途別に16種からなるカトラリーシリーズ “ryo”。加熱加工による古色仕上を施したステンレス製品なので、使用時に生ずる擦り傷等は目立ちにくく、銀製品に必要な日々のお手入れは不要です。 「ryo」テーブルフォーク ryo-112 “ryo” table fork patine 186 · 22 mm ¥3,630 (included tax) カトラリーシリーズ 「ryo」 製造:田三金属 監修・仕上:竹俣勇壱 デザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ series of cutlery “ryo” metal works: tasan-kinzoku, supervision + finish: yuuichi takemata, design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio 「カトラリーの快楽」 ひとが一貫して持ち続ける欲求の最たるものは食べることではないか。日々他の生命を頂くことでそれを自らの一部とし、私たちは保たれている。食べなくては生きられないこのどうしようもない弱さを、楽しむことで強さに変えようとしてきた。知恵を総動員し工夫を凝らし、世界中に幾千の料理を生み出した。そして楽しむことは料理そのものの探求にとどまらず、食卓における道具にまで広く及ぶことになる。何を食べるかだけでは料理の味は完成しない。どう食べるかもまた重要である。使う道具は料理の味を大きく左右する。手に持ち口へ運ぶ道具と器を日本と西洋とで比較すると、関係性が対角線上に浮かび上がる。日本の箸は一度の食事で大抵同じものを使うが、代わりに形や大きさ、素材もさまざまな器をいくつも並べることが珍しくない。最も適した料理と器がそれぞれ取り合わされる。これに対応するかのように、西洋の器は多少の形や大きさの違いはあれど磁器の皿が中心となり、ボウル等を加えても極限られるが、カトラリーの種類は幅広く豊富である。ナイフやフォーク、スプーンが料理によって選ばれ組み合わされ、用途を細かく与えられている。日本の箸と西洋の器は全く違う役割を持ちながら、万能という点で一致している。万能のよさを実感しながら、しかしひとは使い分ける楽しみを忘れはしない。器と築いた親しい関係をあらためてカトラリーともはじめてみたい。 例えば、焼かれた肉をフォークで刺すとき、こんがりとした香ばしさをその表面のかたさによって想像する。フィッシュナイフで魚をほぐすとき、ふわりとやわらかな食感を先取りしている。スープにポタージュスプーンをゆっくり沈め、すくいあげた複雑な香りにどんな味かと気がはやる。バターナイフでバターを切り分ければその厚みでミルクの濃厚さをひとあし先に味わい、バタースプレッダーをパンの上に滑らせればバターのなめらかさにとろけそうになる。ケーキスプーンでキャラメルの薄い膜をそっと壊したなら、パリッと聞こえる音にほろ苦さと甘さを交互に連想する。料理を口に含みおいしさがやってくるその前に、テーブルから口までのつかの間に、カトラリーを実際に使うことでしか味わい尽くせない魅力を五感で堪能する。視覚的なうつくしさにはじまり使うこと自体を楽しむとき、そこにはおいしい予感が満ちてきて期待が呼びよせられ、最後は舌で感じるおいしさをきっと増幅している。 ひとが宿命的に抱えることになった欲求と、それを精一杯楽しむことを選んだ能動的な振る舞い。その両方こそがカトラリーの源である。おいしく食べることの快楽へと私たちを導き、使うこと自体にもまた快楽が潜んでいることをカトラリーは教えてくれる。 ――山本千夏 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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ryo テーブルスプーン table spoon from the series of cutlery “ryo”
¥3,630
用途別に16種からなるカトラリーシリーズ “ryo”。加熱加工による古色仕上を施したステンレス製品なので、使用時に生ずる擦り傷等は目立ちにくく、銀製品に必要な日々のお手入れは不要です。 「ryo」テーブルスプーン ryo-102 “ryo” table spoon patine 187 · 36 mm ¥3,630 (included tax) カトラリーシリーズ 「ryo」 製造:田三金属 監修・仕上:竹俣勇壱 デザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ series of cutlery “ryo” metal works: tasan-kinzoku, supervision + finish: yuuichi takemata, design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio 「カトラリーの快楽」 ひとが一貫して持ち続ける欲求の最たるものは食べることではないか。日々他の生命を頂くことでそれを自らの一部とし、私たちは保たれている。食べなくては生きられないこのどうしようもない弱さを、楽しむことで強さに変えようとしてきた。知恵を総動員し工夫を凝らし、世界中に幾千の料理を生み出した。そして楽しむことは料理そのものの探求にとどまらず、食卓における道具にまで広く及ぶことになる。何を食べるかだけでは料理の味は完成しない。どう食べるかもまた重要である。使う道具は料理の味を大きく左右する。手に持ち口へ運ぶ道具と器を日本と西洋とで比較すると、関係性が対角線上に浮かび上がる。日本の箸は一度の食事で大抵同じものを使うが、代わりに形や大きさ、素材もさまざまな器をいくつも並べることが珍しくない。最も適した料理と器がそれぞれ取り合わされる。これに対応するかのように、西洋の器は多少の形や大きさの違いはあれど磁器の皿が中心となり、ボウル等を加えても極限られるが、カトラリーの種類は幅広く豊富である。ナイフやフォーク、スプーンが料理によって選ばれ組み合わされ、用途を細かく与えられている。日本の箸と西洋の器は全く違う役割を持ちながら、万能という点で一致している。万能のよさを実感しながら、しかしひとは使い分ける楽しみを忘れはしない。器と築いた親しい関係をあらためてカトラリーともはじめてみたい。 例えば、焼かれた肉をフォークで刺すとき、こんがりとした香ばしさをその表面のかたさによって想像する。フィッシュナイフで魚をほぐすとき、ふわりとやわらかな食感を先取りしている。スープにポタージュスプーンをゆっくり沈め、すくいあげた複雑な香りにどんな味かと気がはやる。バターナイフでバターを切り分ければその厚みでミルクの濃厚さをひとあし先に味わい、バタースプレッダーをパンの上に滑らせればバターのなめらかさにとろけそうになる。ケーキスプーンでキャラメルの薄い膜をそっと壊したなら、パリッと聞こえる音にほろ苦さと甘さを交互に連想する。料理を口に含みおいしさがやってくるその前に、テーブルから口までのつかの間に、カトラリーを実際に使うことでしか味わい尽くせない魅力を五感で堪能する。視覚的なうつくしさにはじまり使うこと自体を楽しむとき、そこにはおいしい予感が満ちてきて期待が呼びよせられ、最後は舌で感じるおいしさをきっと増幅している。 ひとが宿命的に抱えることになった欲求と、それを精一杯楽しむことを選んだ能動的な振る舞い。その両方こそがカトラリーの源である。おいしく食べることの快楽へと私たちを導き、使うこと自体にもまた快楽が潜んでいることをカトラリーは教えてくれる。 ――山本千夏 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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ryo サラダフォーク salad fork from the series of cutlery “ryo”
¥3,080
用途別に16種からなるカトラリーシリーズ “ryo”。加熱加工による古色仕上を施したステンレス製品なので、使用時に生ずる擦り傷等は目立ちにくく、銀製品に必要な日々のお手入れは不要です。 「ryo」サラダフォーク ryo-012 “ryo” salad fork patine 163 · 19 mm ¥3,080 (included tax) 「カトラリーシリーズ ryo」 製造:田三金属 監修・仕上:竹俣勇壱 デザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ series of cutlery “ryo” metal works: tasan-kinzoku, supervision + finish: yuuichi takemata, design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio 「小ささの理由」 例えば、畳の四畳半の部屋。四畳半はいつまで経っても四畳半。それなのに、お客さんを招いて応接室かと思えば、ごろりと寝転がって本を読んだり、そうかと思えば簡素な台を出してきて、ごはんを食べたりもする。食べ過ぎたと思ったら、柔軟体操だって出来るし、一日の終わりには布団を敷いて寝室に早変わり。四畳半という以外、使い方の決まりも何もない。四畳半には押入れという強い味方がいて、使わないときはそこへ何でも仕舞ってしまえば、四畳半はまた何でもない空間に戻るのだ。そこで何をしてもいい、自由が一緒に戻ってくる。 例えば、少し小さなスプーンとフォーク。欧米ではサラダに使う大きさなのだという。メインに使うそれはもっと大きい。持っている空間も食卓も、そして手も口も、そう大きくはない日本の私たち。器も色々だし、料理だって、その食べ方だって様々だ。何料理だとかどんなスタイルだとか名前の付けられないものも少なくない。私たちは工夫が大好きだ。そんな私たちに相応しいカトラリーがあっていい。普段の食卓で料理は順々に出ては来ない。いくつか小鉢が並んだり、大皿料理を取り分けたりして色々な料理を同時に食べる。大抵、食事中はひとつの箸を使う。箸は何用とは決まっていない。そんな箸のようなカトラリー。和食器にも洋食器にも、またどちらとも言えないような器にも違和感なく添い、食卓でも邪魔にならない。お腹に余裕があれば、デザートにだって使える。実際に使ってみれば、拍子抜けするくらい、この大きさで事足りるということに気が付くはずだ。料理も器の取り合わせも私たち流なのに、カトラリーだけ欧米と同じである必要はない。 日本的なるもの。構造は変わらないのに機能が変化していく。知恵の関わる余地のあるもの。何かのために与えられたものではなく、ここにあるものをどう使うか。小ささの後ろには豊かな可能性が広がっている。畳の四畳半に、少し小さなカトラリーはよく似合う。 ――山本千夏 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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ryo サラダスプーン salad spoon from the series of cutlery “ryo”
¥3,080
用途別に16種からなるカトラリーシリーズ “ryo”。加熱加工による古色仕上を施したステンレス製品なので、使用時に生ずる擦り傷等は目立ちにくく、銀製品に必要な日々のお手入れは不要です。 「ryo」サラダスプーン ryo-002 “ryo” salad spoon patine 158 · 32 mm ¥3,080 (included tax) 「カトラリーシリーズ ryo」 製造:田三金属 監修・仕上:竹俣勇壱 デザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ series of cutlery “ryo” metal works: tasan-kinzoku, supervision + finish: yuuichi takemata, design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio 「小ささの理由」 例えば、畳の四畳半の部屋。四畳半はいつまで経っても四畳半。それなのに、お客さんを招いて応接室かと思えば、ごろりと寝転がって本を読んだり、そうかと思えば簡素な台を出してきて、ごはんを食べたりもする。食べ過ぎたと思ったら、柔軟体操だって出来るし、一日の終わりには布団を敷いて寝室に早変わり。四畳半という以外、使い方の決まりも何もない。四畳半には押入れという強い味方がいて、使わないときはそこへ何でも仕舞ってしまえば、四畳半はまた何でもない空間に戻るのだ。そこで何をしてもいい、自由が一緒に戻ってくる。 例えば、少し小さなスプーンとフォーク。欧米ではサラダに使う大きさなのだという。メインに使うそれはもっと大きい。持っている空間も食卓も、そして手も口も、そう大きくはない日本の私たち。器も色々だし、料理だって、その食べ方だって様々だ。何料理だとかどんなスタイルだとか名前の付けられないものも少なくない。私たちは工夫が大好きだ。そんな私たちに相応しいカトラリーがあっていい。普段の食卓で料理は順々に出ては来ない。いくつか小鉢が並んだり、大皿料理を取り分けたりして色々な料理を同時に食べる。大抵、食事中はひとつの箸を使う。箸は何用とは決まっていない。そんな箸のようなカトラリー。和食器にも洋食器にも、またどちらとも言えないような器にも違和感なく添い、食卓でも邪魔にならない。お腹に余裕があれば、デザートにだって使える。実際に使ってみれば、拍子抜けするくらい、この大きさで事足りるということに気が付くはずだ。料理も器の取り合わせも私たち流なのに、カトラリーだけ欧米と同じである必要はない。 日本的なるもの。構造は変わらないのに機能が変化していく。知恵の関わる余地のあるもの。何かのために与えられたものではなく、ここにあるものをどう使うか。小ささの後ろには豊かな可能性が広がっている。畳の四畳半に、少し小さなカトラリーはよく似合う。 ――山本千夏 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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ryo バターナイフ butter knife from the series of cutlery “ryo”
¥3,080
用途別に16種からなるカトラリーシリーズ “ryo”。加熱加工による古色仕上を施したステンレス製品なので、使用時に生ずる擦り傷等は目立ちにくく、銀製品に必要な日々のお手入れは不要です。 「ryo」バターナイフ ryo-032 “ryo” butter knife patine 173 · 24 mm ¥3,080 (included tax) 「カトラリーシリーズ ryo」 製造:田三金属 監修・仕上:竹俣勇壱 デザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ series of cutlery “ryo” metal works: tasan-kinzoku, supervision + finish: yuuichi takemata, design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio 「小ささの理由」 例えば、畳の四畳半の部屋。四畳半はいつまで経っても四畳半。それなのに、お客さんを招いて応接室かと思えば、ごろりと寝転がって本を読んだり、そうかと思えば簡素な台を出してきて、ごはんを食べたりもする。食べ過ぎたと思ったら、柔軟体操だって出来るし、一日の終わりには布団を敷いて寝室に早変わり。四畳半という以外、使い方の決まりも何もない。四畳半には押入れという強い味方がいて、使わないときはそこへ何でも仕舞ってしまえば、四畳半はまた何でもない空間に戻るのだ。そこで何をしてもいい、自由が一緒に戻ってくる。 例えば、少し小さなスプーンとフォーク。欧米ではサラダに使う大きさなのだという。メインに使うそれはもっと大きい。持っている空間も食卓も、そして手も口も、そう大きくはない日本の私たち。器も色々だし、料理だって、その食べ方だって様々だ。何料理だとかどんなスタイルだとか名前の付けられないものも少なくない。私たちは工夫が大好きだ。そんな私たちに相応しいカトラリーがあっていい。普段の食卓で料理は順々に出ては来ない。いくつか小鉢が並んだり、大皿料理を取り分けたりして色々な料理を同時に食べる。大抵、食事中はひとつの箸を使う。箸は何用とは決まっていない。そんな箸のようなカトラリー。和食器にも洋食器にも、またどちらとも言えないような器にも違和感なく添い、食卓でも邪魔にならない。お腹に余裕があれば、デザートにだって使える。実際に使ってみれば、拍子抜けするくらい、この大きさで事足りるということに気が付くはずだ。料理も器の取り合わせも私たち流なのに、カトラリーだけ欧米と同じである必要はない。 日本的なるもの。構造は変わらないのに機能が変化していく。知恵の関わる余地のあるもの。何かのために与えられたものではなく、ここにあるものをどう使うか。小ささの後ろには豊かな可能性が広がっている。畳の四畳半に、少し小さなカトラリーはよく似合う。 ――山本千夏 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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ryo ブイヨンスプーン bouillon spoon from the series of cutlery “ryo”
¥3,080
用途別に16種からなるカトラリーシリーズ “ryo”。加熱加工による古色仕上を施したステンレス製品なので、使用時に生ずる擦り傷等は目立ちにくく、銀製品に必要な日々のお手入れは不要です。 「ryo」ブイヨンスプーン ryo-022 “ryo” bouillon spoon patine 146 · 43 mm ¥3,080 (included tax) 「カトラリーシリーズ ryo」 製造:田三金属 監修・仕上:竹俣勇壱 デザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ series of cutlery “ryo” metal works: tasan-kinzoku, supervision + finish: yuuichi takemata, design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio 「小ささの理由」 例えば、畳の四畳半の部屋。四畳半はいつまで経っても四畳半。それなのに、お客さんを招いて応接室かと思えば、ごろりと寝転がって本を読んだり、そうかと思えば簡素な台を出してきて、ごはんを食べたりもする。食べ過ぎたと思ったら、柔軟体操だって出来るし、一日の終わりには布団を敷いて寝室に早変わり。四畳半という以外、使い方の決まりも何もない。四畳半には押入れという強い味方がいて、使わないときはそこへ何でも仕舞ってしまえば、四畳半はまた何でもない空間に戻るのだ。そこで何をしてもいい、自由が一緒に戻ってくる。 例えば、少し小さなスプーンとフォーク。欧米ではサラダに使う大きさなのだという。メインに使うそれはもっと大きい。持っている空間も食卓も、そして手も口も、そう大きくはない日本の私たち。器も色々だし、料理だって、その食べ方だって様々だ。何料理だとかどんなスタイルだとか名前の付けられないものも少なくない。私たちは工夫が大好きだ。そんな私たちに相応しいカトラリーがあっていい。普段の食卓で料理は順々に出ては来ない。いくつか小鉢が並んだり、大皿料理を取り分けたりして色々な料理を同時に食べる。大抵、食事中はひとつの箸を使う。箸は何用とは決まっていない。そんな箸のようなカトラリー。和食器にも洋食器にも、またどちらとも言えないような器にも違和感なく添い、食卓でも邪魔にならない。お腹に余裕があれば、デザートにだって使える。実際に使ってみれば、拍子抜けするくらい、この大きさで事足りるということに気が付くはずだ。料理も器の取り合わせも私たち流なのに、カトラリーだけ欧米と同じである必要はない。 日本的なるもの。構造は変わらないのに機能が変化していく。知恵の関わる余地のあるもの。何かのために与えられたものではなく、ここにあるものをどう使うか。小ささの後ろには豊かな可能性が広がっている。畳の四畳半に、少し小さなカトラリーはよく似合う。 ――山本千夏 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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ryo ケーキスプーン cake spoon from the series of cutlery “ryo”
¥3,080
SOLD OUT
用途別に16種からなるカトラリーシリーズ “ryo”。加熱加工による古色仕上を施したステンレス製品なので、使用時に生ずる擦り傷等は目立ちにくく、銀製品に必要な日々のお手入れは不要です。 「ryo」ケーキスプーン ryo-052 “ryo” cake spoon patine 154 · 32 mm ¥3,080 (included tax) 「カトラリーシリーズ ryo」 製造:田三金属 監修・仕上:竹俣勇壱 デザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ series of cutlery “ryo” metal works: tasan-kinzoku, supervision + finish: yuuichi takemata, design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio 「小ささの理由」 例えば、畳の四畳半の部屋。四畳半はいつまで経っても四畳半。それなのに、お客さんを招いて応接室かと思えば、ごろりと寝転がって本を読んだり、そうかと思えば簡素な台を出してきて、ごはんを食べたりもする。食べ過ぎたと思ったら、柔軟体操だって出来るし、一日の終わりには布団を敷いて寝室に早変わり。四畳半という以外、使い方の決まりも何もない。四畳半には押入れという強い味方がいて、使わないときはそこへ何でも仕舞ってしまえば、四畳半はまた何でもない空間に戻るのだ。そこで何をしてもいい、自由が一緒に戻ってくる。 例えば、少し小さなスプーンとフォーク。欧米ではサラダに使う大きさなのだという。メインに使うそれはもっと大きい。持っている空間も食卓も、そして手も口も、そう大きくはない日本の私たち。器も色々だし、料理だって、その食べ方だって様々だ。何料理だとかどんなスタイルだとか名前の付けられないものも少なくない。私たちは工夫が大好きだ。そんな私たちに相応しいカトラリーがあっていい。普段の食卓で料理は順々に出ては来ない。いくつか小鉢が並んだり、大皿料理を取り分けたりして色々な料理を同時に食べる。大抵、食事中はひとつの箸を使う。箸は何用とは決まっていない。そんな箸のようなカトラリー。和食器にも洋食器にも、またどちらとも言えないような器にも違和感なく添い、食卓でも邪魔にならない。お腹に余裕があれば、デザートにだって使える。実際に使ってみれば、拍子抜けするくらい、この大きさで事足りるということに気が付くはずだ。料理も器の取り合わせも私たち流なのに、カトラリーだけ欧米と同じである必要はない。 日本的なるもの。構造は変わらないのに機能が変化していく。知恵の関わる余地のあるもの。何かのために与えられたものではなく、ここにあるものをどう使うか。小ささの後ろには豊かな可能性が広がっている。畳の四畳半に、少し小さなカトラリーはよく似合う。 ――山本千夏 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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ryo レードル ladle from the series of cutlery “ryo”
¥4,180
用途別に16種からなるカトラリーシリーズ “ryo”。加熱加工による古色仕上を施したステンレス製品なので、使用時に生ずる擦り傷等は目立ちにくく、銀製品に必要な日々のお手入れは不要です。 「ryo」レードル ryo-152 “ryo” ladle patine 169 · 54 mm ¥4,180 (included tax) カトラリーシリーズ 「ryo」 製造:田三金属 監修・仕上:竹俣勇壱 デザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ series of cutlery “ryo” metal works: tasan-kinzoku, supervision + finish: yuuichi takemata, design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio 「カトラリーの快楽」 ひとが一貫して持ち続ける欲求の最たるものは食べることではないか。日々他の生命を頂くことでそれを自らの一部とし、私たちは保たれている。食べなくては生きられないこのどうしようもない弱さを、楽しむことで強さに変えようとしてきた。知恵を総動員し工夫を凝らし、世界中に幾千の料理を生み出した。そして楽しむことは料理そのものの探求にとどまらず、食卓における道具にまで広く及ぶことになる。何を食べるかだけでは料理の味は完成しない。どう食べるかもまた重要である。使う道具は料理の味を大きく左右する。手に持ち口へ運ぶ道具と器を日本と西洋とで比較すると、関係性が対角線上に浮かび上がる。日本の箸は一度の食事で大抵同じものを使うが、代わりに形や大きさ、素材もさまざまな器をいくつも並べることが珍しくない。最も適した料理と器がそれぞれ取り合わされる。これに対応するかのように、西洋の器は多少の形や大きさの違いはあれど磁器の皿が中心となり、ボウル等を加えても極限られるが、カトラリーの種類は幅広く豊富である。ナイフやフォーク、スプーンが料理によって選ばれ組み合わされ、用途を細かく与えられている。日本の箸と西洋の器は全く違う役割を持ちながら、万能という点で一致している。万能のよさを実感しながら、しかしひとは使い分ける楽しみを忘れはしない。器と築いた親しい関係をあらためてカトラリーともはじめてみたい。 例えば、焼かれた肉をフォークで刺すとき、こんがりとした香ばしさをその表面のかたさによって想像する。フィッシュナイフで魚をほぐすとき、ふわりとやわらかな食感を先取りしている。スープにポタージュスプーンをゆっくり沈め、すくいあげた複雑な香りにどんな味かと気がはやる。バターナイフでバターを切り分ければその厚みでミルクの濃厚さをひとあし先に味わい、バタースプレッダーをパンの上に滑らせればバターのなめらかさにとろけそうになる。ケーキスプーンでキャラメルの薄い膜をそっと壊したなら、パリッと聞こえる音にほろ苦さと甘さを交互に連想する。料理を口に含みおいしさがやってくるその前に、テーブルから口までのつかの間に、カトラリーを実際に使うことでしか味わい尽くせない魅力を五感で堪能する。視覚的なうつくしさにはじまり使うこと自体を楽しむとき、そこにはおいしい予感が満ちてきて期待が呼びよせられ、最後は舌で感じるおいしさをきっと増幅している。 ひとが宿命的に抱えることになった欲求と、それを精一杯楽しむことを選んだ能動的な振る舞い。その両方こそがカトラリーの源である。おいしく食べることの快楽へと私たちを導き、使うこと自体にもまた快楽が潜んでいることをカトラリーは教えてくれる。 ――山本千夏 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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ryo サーバーフォーク server fork from the series of cutlery “ryo”
¥5,500
用途別に16種からなるカトラリーシリーズ “ryo”。加熱加工による古色仕上を施したステンレス製品なので、使用時に生ずる擦り傷等は目立ちにくく、銀製品に必要な日々のお手入れは不要です。 「ryo」サーバーフォーク ryo-172 “ryo” server fork patine 198 · 40 mm ¥5,500 (included tax) カトラリーシリーズ 「ryo」 製造:田三金属 監修・仕上:竹俣勇壱 デザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ series of cutlery “ryo” metal works: tasan-kinzoku, supervision + finish: yuuichi takemata, design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio 「カトラリーの快楽」 ひとが一貫して持ち続ける欲求の最たるものは食べることではないか。日々他の生命を頂くことでそれを自らの一部とし、私たちは保たれている。食べなくては生きられないこのどうしようもない弱さを、楽しむことで強さに変えようとしてきた。知恵を総動員し工夫を凝らし、世界中に幾千の料理を生み出した。そして楽しむことは料理そのものの探求にとどまらず、食卓における道具にまで広く及ぶことになる。何を食べるかだけでは料理の味は完成しない。どう食べるかもまた重要である。使う道具は料理の味を大きく左右する。手に持ち口へ運ぶ道具と器を日本と西洋とで比較すると、関係性が対角線上に浮かび上がる。日本の箸は一度の食事で大抵同じものを使うが、代わりに形や大きさ、素材もさまざまな器をいくつも並べることが珍しくない。最も適した料理と器がそれぞれ取り合わされる。これに対応するかのように、西洋の器は多少の形や大きさの違いはあれど磁器の皿が中心となり、ボウル等を加えても極限られるが、カトラリーの種類は幅広く豊富である。ナイフやフォーク、スプーンが料理によって選ばれ組み合わされ、用途を細かく与えられている。日本の箸と西洋の器は全く違う役割を持ちながら、万能という点で一致している。万能のよさを実感しながら、しかしひとは使い分ける楽しみを忘れはしない。器と築いた親しい関係をあらためてカトラリーともはじめてみたい。 例えば、焼かれた肉をフォークで刺すとき、こんがりとした香ばしさをその表面のかたさによって想像する。フィッシュナイフで魚をほぐすとき、ふわりとやわらかな食感を先取りしている。スープにポタージュスプーンをゆっくり沈め、すくいあげた複雑な香りにどんな味かと気がはやる。バターナイフでバターを切り分ければその厚みでミルクの濃厚さをひとあし先に味わい、バタースプレッダーをパンの上に滑らせればバターのなめらかさにとろけそうになる。ケーキスプーンでキャラメルの薄い膜をそっと壊したなら、パリッと聞こえる音にほろ苦さと甘さを交互に連想する。料理を口に含みおいしさがやってくるその前に、テーブルから口までのつかの間に、カトラリーを実際に使うことでしか味わい尽くせない魅力を五感で堪能する。視覚的なうつくしさにはじまり使うこと自体を楽しむとき、そこにはおいしい予感が満ちてきて期待が呼びよせられ、最後は舌で感じるおいしさをきっと増幅している。 ひとが宿命的に抱えることになった欲求と、それを精一杯楽しむことを選んだ能動的な振る舞い。その両方こそがカトラリーの源である。おいしく食べることの快楽へと私たちを導き、使うこと自体にもまた快楽が潜んでいることをカトラリーは教えてくれる。 ――山本千夏 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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ryo サーバースプーン server spoon from the series of cutlery “ryo”
¥5,500
用途別に16種からなるカトラリーシリーズ “ryo”。加熱加工による古色仕上を施したステンレス製品なので、使用時に生ずる擦り傷等は目立ちにくく、銀製品に必要な日々のお手入れは不要です。 「ryo」サーバースプーン ryo-162 “ryo” server spoon patine 198 · 56 mm ¥5,500 (included tax) カトラリーシリーズ 「ryo」 製造:田三金属 監修・仕上:竹俣勇壱 デザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ series of cutlery “ryo” metal works: tasan-kinzoku, supervision + finish: yuuichi takemata, design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio 「カトラリーの快楽」 ひとが一貫して持ち続ける欲求の最たるものは食べることではないか。日々他の生命を頂くことでそれを自らの一部とし、私たちは保たれている。食べなくては生きられないこのどうしようもない弱さを、楽しむことで強さに変えようとしてきた。知恵を総動員し工夫を凝らし、世界中に幾千の料理を生み出した。そして楽しむことは料理そのものの探求にとどまらず、食卓における道具にまで広く及ぶことになる。何を食べるかだけでは料理の味は完成しない。どう食べるかもまた重要である。使う道具は料理の味を大きく左右する。手に持ち口へ運ぶ道具と器を日本と西洋とで比較すると、関係性が対角線上に浮かび上がる。日本の箸は一度の食事で大抵同じものを使うが、代わりに形や大きさ、素材もさまざまな器をいくつも並べることが珍しくない。最も適した料理と器がそれぞれ取り合わされる。これに対応するかのように、西洋の器は多少の形や大きさの違いはあれど磁器の皿が中心となり、ボウル等を加えても極限られるが、カトラリーの種類は幅広く豊富である。ナイフやフォーク、スプーンが料理によって選ばれ組み合わされ、用途を細かく与えられている。日本の箸と西洋の器は全く違う役割を持ちながら、万能という点で一致している。万能のよさを実感しながら、しかしひとは使い分ける楽しみを忘れはしない。器と築いた親しい関係をあらためてカトラリーともはじめてみたい。 例えば、焼かれた肉をフォークで刺すとき、こんがりとした香ばしさをその表面のかたさによって想像する。フィッシュナイフで魚をほぐすとき、ふわりとやわらかな食感を先取りしている。スープにポタージュスプーンをゆっくり沈め、すくいあげた複雑な香りにどんな味かと気がはやる。バターナイフでバターを切り分ければその厚みでミルクの濃厚さをひとあし先に味わい、バタースプレッダーをパンの上に滑らせればバターのなめらかさにとろけそうになる。ケーキスプーンでキャラメルの薄い膜をそっと壊したなら、パリッと聞こえる音にほろ苦さと甘さを交互に連想する。料理を口に含みおいしさがやってくるその前に、テーブルから口までのつかの間に、カトラリーを実際に使うことでしか味わい尽くせない魅力を五感で堪能する。視覚的なうつくしさにはじまり使うこと自体を楽しむとき、そこにはおいしい予感が満ちてきて期待が呼びよせられ、最後は舌で感じるおいしさをきっと増幅している。 ひとが宿命的に抱えることになった欲求と、それを精一杯楽しむことを選んだ能動的な振る舞い。その両方こそがカトラリーの源である。おいしく食べることの快楽へと私たちを導き、使うこと自体にもまた快楽が潜んでいることをカトラリーは教えてくれる。 ――山本千夏 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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ryo ケーキサーバー cake server from the series of cutlery “ryo”
¥5,500
用途別に16種からなるカトラリーシリーズ “ryo”。加熱加工による古色仕上を施したステンレス製品なので、使用時に生ずる擦り傷等は目立ちにくく、銀製品に必要な日々のお手入れは不要です。 「ryo」ケーキサーバー ryo-182 “ryo” cake server patine 224 · 49 mm ¥5,500 (included tax) カトラリーシリーズ 「ryo」 製造:田三金属 監修・仕上:竹俣勇壱 デザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ series of cutlery “ryo” metal works: tasan-kinzoku, supervision + finish: yuuichi takemata, design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio 「カトラリーの快楽」 ひとが一貫して持ち続ける欲求の最たるものは食べることではないか。日々他の生命を頂くことでそれを自らの一部とし、私たちは保たれている。食べなくては生きられないこのどうしようもない弱さを、楽しむことで強さに変えようとしてきた。知恵を総動員し工夫を凝らし、世界中に幾千の料理を生み出した。そして楽しむことは料理そのものの探求にとどまらず、食卓における道具にまで広く及ぶことになる。何を食べるかだけでは料理の味は完成しない。どう食べるかもまた重要である。使う道具は料理の味を大きく左右する。手に持ち口へ運ぶ道具と器を日本と西洋とで比較すると、関係性が対角線上に浮かび上がる。日本の箸は一度の食事で大抵同じものを使うが、代わりに形や大きさ、素材もさまざまな器をいくつも並べることが珍しくない。最も適した料理と器がそれぞれ取り合わされる。これに対応するかのように、西洋の器は多少の形や大きさの違いはあれど磁器の皿が中心となり、ボウル等を加えても極限られるが、カトラリーの種類は幅広く豊富である。ナイフやフォーク、スプーンが料理によって選ばれ組み合わされ、用途を細かく与えられている。日本の箸と西洋の器は全く違う役割を持ちながら、万能という点で一致している。万能のよさを実感しながら、しかしひとは使い分ける楽しみを忘れはしない。器と築いた親しい関係をあらためてカトラリーともはじめてみたい。 例えば、焼かれた肉をフォークで刺すとき、こんがりとした香ばしさをその表面のかたさによって想像する。フィッシュナイフで魚をほぐすとき、ふわりとやわらかな食感を先取りしている。スープにポタージュスプーンをゆっくり沈め、すくいあげた複雑な香りにどんな味かと気がはやる。バターナイフでバターを切り分ければその厚みでミルクの濃厚さをひとあし先に味わい、バタースプレッダーをパンの上に滑らせればバターのなめらかさにとろけそうになる。ケーキスプーンでキャラメルの薄い膜をそっと壊したなら、パリッと聞こえる音にほろ苦さと甘さを交互に連想する。料理を口に含みおいしさがやってくるその前に、テーブルから口までのつかの間に、カトラリーを実際に使うことでしか味わい尽くせない魅力を五感で堪能する。視覚的なうつくしさにはじまり使うこと自体を楽しむとき、そこにはおいしい予感が満ちてきて期待が呼びよせられ、最後は舌で感じるおいしさをきっと増幅している。 ひとが宿命的に抱えることになった欲求と、それを精一杯楽しむことを選んだ能動的な振る舞い。その両方こそがカトラリーの源である。おいしく食べることの快楽へと私たちを導き、使うこと自体にもまた快楽が潜んでいることをカトラリーは教えてくれる。 ――山本千夏 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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“KATACHI museum” 図録——catalogue of “KATACHI museum”
¥4,400
2021年、三重県多気町のVISONに開館しました、内田鋼一氏プロデュースの食にまつわる道具の博物館 “KATACHI museum” の図録が出来上がりました。 松浦文生氏による写真は、ひとつひとつのものが、いつどこで、どのような用途で作られたかの前に、素材の力、形の美しさやユニークさを直に感じてほしいという美術館コンセプトを体現しています。想像力を働かせ、自由にご覧頂けるよう、写真横のキャプションは最小限です。日本語のキャプションは巻末にまとめられています。古物、料理、建築、アート、デザイン、といった様々なジャンルを横断する、三者三様の視点が存分に発揮された文章も必読です。 AB判 上製本・ハードカバー 248頁。 “KATACHI” KATACHI museum——食にまつわる道具の博物館 2021年7月20日 初版第一刷発行 著者:内田鋼一 写真:松浦文生 文:井出幸亮、野村友里 発行人:内田鋼一 発行所:KATACHI museum 印刷・製本:渡邉製本株式会社 編集:ギュメレイアウトスタジオ 装釘:猿山修 企画:(株)アクアイグニスアートマネジメント 協力:VISON “KATACHI” KATACHI museum——The shape of cooking utensils Auther: Koichi Uchida Photos: Bunsei Matsuura Texts: Yuri Nomura, Kousuke Ide Publisher: Koichi Uchida Published by KATACHI museum Printing and Bookbinding: Watanabe Seihon Co., Ltd. Editing: guillemets layout studio Design: Osamu Saruyama Planning: Aquaignis Art Management Co., Ltd. Cooperation: VISON 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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書籍 “alternative white” 300部限定版
¥7,700
写真家の渞忠之撮影による山口萩の陶芸家、濱中史朗の製作風景等、周辺を記録した写真集、“alternative white”。 こちらの本冊と「さる山」での濱中史朗展案内状をまとめた別冊の2冊組みです。 それぞれ製本の仕方を変え、紙の選出等にも妥協のない、またとない一冊が出来上がりました。 数量限定の上、既に販売済分がございますので、ご希望の方はお早めにお求めください。 ・書籍 “alternative white” 本冊/AB判ドイツ装、別冊/AB判仮フランス装(300部限定) 写真/渞忠之 文/山本千夏 英訳及び仏訳/藤本香織 装釘/猿山修 印刷/株式会社豊文社印刷所 製本/誠製本株式会社 発行/引用符書店 販売価格/7,700円(税込) photo book “alternative white” ceramic works: Shiro Hamanaka photography: Tadayuki Minamoto text: Chinatsu Yamamoto translation: Kaori Fujimoto boxes for special edition: Aya Nishio book design: Osamu Saruyama printing: Houbunsha Printing Co., Ltd. bookbinding: Makoto Bookbinding Co., Ltd. published by guillemets layout studio, 2017 price: ¥7,000+tax 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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書籍「森からの調べ――森之旋律」山本美文作品集
¥4,290
北京の工芸ギャラリー “GALLERY QIBAO” 出版、木工の山本美文氏の著書「森からの調べ」が仕上がりました。山本氏の北京での個展に合わせて刊行されたもので、彼の器の写真とご本人の言葉、彼の器に盛り付けた美しい料理とレシピを中心に構成されています。写真ページが多いので見やすい様、ノドまで開くコデックス装を選びました。左開きでは中国語横組、右開きでは日本語縦組、中程にある料理とレシピの部分は中国語・日本語併記としています。 著者:山本美文 文:山本千夏、李雨欣 翻訳:付文婷、頼静雨、平塚貴嗣 校閲:横山悦子、Qibao Gallery 写真:山本美文、内田伸一郎、Qibao Gallery 装釘:猿山修 作者:山本美文 文章:山本千夏 李雨欣 翻译:付文婷 赖静雨 平塚贵嗣 校阅:横山悦子 Qibao Gallery 摄影:山本美文 内田伸一郎 Qibao Gallery 设:猿山修 qibao.gallery https://gallery-qibao.com/ 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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井上周子リュートCD五枚組 set of lute CD for lute
¥6,050
全て井上周子演奏による無伴奏リュート曲(一部チェンバロ曲)が収録されています。 古代へ旅するような、どこか懐かしさをおぼえながら、新しさも感じる、美しく心地のよい曲を集めました。どなたにとっても聴きやすく、繰り返し聴いても飽きのこない曲ばかりです。じっくり聴きこむのはもちろん、リラックスタイムや在宅での仕事のお供にもおすすめです。 A 「メランジュ」:フランス語で「寄せ集め」の意。ルネサンス期ヨーロッパのリュート曲集。ギュメレイアウトスタジオから発売された井上周子の1st CD。 01 Ricercar―F. Spinacino (1450–1507?) 02 Ricercar settimo―V. Capirola (1474–1548?) 03 Spagna seconda―V. Capirola (1474–1548?) 04 Lasciar il velo―G. M. da Crema (1520–1570) 05 Ricercar―F. da Milano (1497–1543) 06 Fantaisie―J. P. Paladin (?–1566) 07 Piece without title―A. Holborne (1545–1602) 08 Anthony pavan―A. Holborne (1545–1602) 09 Fantasia―A. Holborne (1545–1602) ルネサンスリュート:井上周子 カバーデザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ cd-201 “mélange” Chikako Inoue/ Luth Renaissance renaissance lute: chikako inoue, cover design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio ¥1,000+tax B 「スルス」:フランス語で「源」の意。時代や地域を超え、井上が惹かれるメロディを集め、自身の源を追い求めることによって生まれた一枚。リュート曲以外の井上自身による編曲も秀逸。 01 Ya Kazhi Mi, Oblache Le Byalo―Mélodie Burgare 02 Ricercar―F. Da Milano 03 Fortune―J. Dowland 04 Green Sleeves―Mélodie Anglaise 05 Ricercar―F. Da Milano 06 Royal Oak―Mélodie Anglaise 07 How Sweet The Answer―Mélodie Irlandaise 08 Mille Regrets―L. De Narvaez 09 Ricercar―Gio. M. Da Crema 10 Une Jeune Fillette―Mélodie Française 11 La Biondina―Mélodie Italienne 12 Ya Kazhi Mi, Oblache Le Byalo―Mélodie Burgare ルネサンスリュート:井上周子 録音:森重靖宗 編集・マスタリング:上地正彦 カバーデザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ cd-202 “sources” renaissance lute: chikako inoue, recording: yasumune morishige, editing and mastering: masahiko ueji, cover design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio ¥1,000+tax C「カプリス」:イタリア語で「気紛れ」の意。バロック期イタリアのリュート曲集。最終曲はチェンバロを用いた演奏。 01 Toccata 1―M. Galilei (1575–1631) 02 Toccata 6―G. G. Kapsperger (1580–1651) 03 Gagliarda 5―G. G. Kapsperger (1580–1651) 04 Il Ciarlino Capricio―P. P. Melii (1579–?) 05 Corrente detta la Corteggiana―P. P. Melii (1579–?) 06 Capricio detto il gran monarcha―P. P. Melii (1579–?) 07 Corrente 7―G. G. Kapsperger (1580–1651) 08 Passacagli―L. M. Piccinini (1530–1582?) 09 Toccata 3―M. Galilei (1575–1631) 10 Toccata 9 (Libro 2)―G. Frescobaldi (1583–1642) リュート、チェンバロ:井上周子 録音・編集・マスタリング:山口隆博 写真:レオ カバーデザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ cd-203 “caprice” lute, harpsichord: chikako inoue, recording, editing and mastering: takahiro yamaguchi, photo: leo, cover design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio ¥1,000+tax D「トラヴェルセ」:フランス語で「交差」の意。ヨーロッパ音楽のルーツを辿る旅。リュートの原型、ウードを生み出した中東の影響が感じられるバルカン半島の音楽を含む曲集。 01 la rosa enflorence―sephardic song 02 bosquel―13c spain 03 byrd one brere―13c england 04 greensleeves―anon. 05 fanny power―t.o’carolan james plunkett―t.o’carolan ye banks and braes―scottish trad. 06 stella splendens cuncti simus imperayritz de la ciutat joyosa―libre vermell de montserrat 07 lamento di tristano e la rotta―14c italy 08 el canto dels ocells―catalan trad. 09 durme, durme―sephardic song 10 an italian ground―r.carr ルネサンスリュート:井上周子 録音・編集・マスタリング:山口隆博 写真:レオ カバーデザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ cd-205 “traversé” renaissance lute: chikako inoue, recording, editing and mastering: takahiro yamaguchi, photo: leo, cover design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio ¥1,000+tax E「ニンナナンナ」:イタリア語で「子守唄」の意。井上自身の作曲による三曲も収録。カバーは活字組版印刷製。 01 toccata―c. inoue 02 rythme―c. inoue 03 in dulci jubilo―anon. 04 carolan’s welcome home―t. o’carolan 05 prelude, allemande―j. a. kempfer 06 dimi amore passagiato―p. p. melii 07 ciacona―a. piccinini 08 sumer is icumen in―anon. 09 fragment africain―c. inoue 10 ninna nanna―c. inoue 11 ya kahzi mi―anon. 下記より、こちらのCD収録曲の “toccata-c.” が視聴できます。 https://www.youtube.com/watch?v=nbE64-fJ4JU&feature=youtu.be リュート:井上周子 録音・編集・マスタリング:山口隆博 アートワーク:鎌田紀子 活版印刷:(株)豊文社印刷所 カバーデザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ cd-206 CD “ninna nanna” renaissance lute: chikako inoue, editing and mastering: takahiro yamaguchi, art works: noriko kamada, letter press printing: houbunsha printing co., ltd., cover design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio ¥1,500+tax 井上周子(いのうえちかこ) 東京音楽大学卒業後、渡仏。リヨン国立高等音楽院にて博士課程修了。在仏中より音楽祭に出演するなど活躍。帰国後は各地での演奏会のほか、セミナー等に招聘される。ルネサンス・バロックや中世の音楽、ワールドミュージックを取り入れた音楽のCDをリリース。古楽ファンだけではなく幅広い層に人気を集める。従来の古楽器の演奏スタイルを踏襲しつつ、ジャンルに捉われない音楽作りをしている。18年秋、5枚目のソロCD「ニンナナンナ」を発売。 CDセットをご購入の方に先着順にて、ギュメレイアウトスタジオ制作のCD1枚(いずれのCDセットにも含まれていないもの)をプレゼント致します。プレゼントCDは非売品、数量限定となりますので、ご希望の方はお早めにお求めください。 CDのセット以外で個別のご購入をご希望の方は、ギュメレイアウトスタジオウェブサイトのcontactからメールにてお問い合わせください。 https://guillemets.net/contact 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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CD三枚組 チェロ、ヴァイオリン、ピアノ set of CD for violoncello, violin and piano
¥5,280
バッハ無伴奏チェロ組曲全曲集、ヴァイオリン自作自演集、ピアノとヴァイオリンによる曲集をセットにしました。 古典の王道と現代の作曲。国や時代、様式を超え、静けさの中にも情熱を感じさせ、繰り返し聴いても飽きのこない曲を集めました。じっくり聴きこむのはもちろん、リラックスタイムや在宅での仕事のお供にもおすすめです。 A「無伴奏チェロ組曲」 バイエルン歌劇場管弦楽団ソロチェリストとしても活躍した、フランツ・アマンによるバッハ無伴奏チェロ組曲全曲を収録、二枚組。音源は様々な国、年代のライブ録音が中心。このCDの発売を記念した演奏会(2013年と2015年の二度に渡り、東京・初台のオペラシティにある近江楽堂にて開催)では、全曲演奏を果たし、大好評を博した。 disc. 1 suite no. 1 G-dur BWV 1007 suite no. 3 C-dur BWV 1009 suite no. 5 c-moll BWV 1011 disc. 2 suite no. 2 d-moll BWV 1008 suite no. 4 Es-dur BWV 1010 suite no. 6 D-dur BWV 1012 チェロ:フランツ・アマン カバーデザイン:猿山修 制作:ギャラリーヤマモト、ギュメレイアウトスタジオ cd-204 “6 suiten―Johann Sebastian Bach” violoncello: franz amann, recording, editing and mastering: takahiro yamaguchi, photo: leo, cover design: osamu saruyama, production: gallery yamamoto and guillemets layout studio ¥1,800+tax B「シーンズ」 ヴァイオリニスト新村隆慶にとって一枚目となるCD。無伴奏ながら、多重録音による長い音価の和音を多用した、独創性豊かな自作自演7曲を収録。新村の音楽に触発され描いた、画家の平松麻による油絵(部分)の原寸大カード、活字組版印刷製カバーと共にその世界観を表現した。 1. Ein Tag Im Wald 2. Zum Primitiven Ort 3. Walking In A Dream 4. Frühstück 5. Dawn 6. For R 7. June 5th 下記より、こちらのCD収録曲の “June 5th” が視聴できます。 https://soundcloud.com/user-654950188/june-5th ヴァイオリン、作曲:新村隆慶 編集・マスタリング:畠山地平 アートワーク:平松麻 活版印刷:(株)豊文社印刷所 カバーデザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ cd-801 “scenes” violin and composition: takanori niimura, editing + mastering: chihei hatakeyama, art work: asa hiramatsu, letter press printing: houbunsha printing co., ltd., cover design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio ¥1,500+tax C「レクイエム」 ヴァイオリン奏者の新村隆慶と薩摩琵琶、ピアノ奏者の新村(石引)康子からなる弦楽ユニット「ストリングス・ウム」の演奏による猿山修の曲集。新村は二曲を二重録音、新村(石引)は編曲とピアノ演奏を担当し、ユニットならではの多様性を感じさせた。カバーは活字組版印刷製。 1. requiem–klavier 2. requiem–ganzes 3. canon 4. requiem–ursprung 5. arioso 6. requiem–seele 7. requiem–geist 8. canon 9. requiem–schein 下記より、こちらのCD収録曲の “equiem–ursprung” が視聴できます。 https://soundcloud.com/user-654950188/requiem-ursprung ヴァイオリン:新村隆慶 ピアノ、編曲:新村康子 編集・マスタリング:畠山地平 活版印刷:(株)豊文社印刷所 カバーデザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ cd-802 “requiem” violin: takanori niimura, piano and arrengement: yasuko niimura, composition: osamu saruyama, editing + mastering: chihei hatakeyama, letter press printing: houbunsha printing co., ltd., cover design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio ¥1,500+tax CDセットをご購入の方に先着順にて、ギュメレイアウトスタジオ制作のCD1枚(いずれのCDセットにも含まれていないもの)をプレゼント致します。プレゼントCDは非売品、数量限定となりますので、ご希望の方はお早めにお求めください。 CDのセット以外で個別のご購入をご希望の方は、ギュメレイアウトスタジオウェブサイトのcontactからメールにてお問い合わせください。 https://guillemets.net/contact 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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猿山修+ CD五枚組 CD set of Osamu Saruyama
¥5,500
ギュメレイアウトスタジオ主宰の猿山修が作曲、演奏、カバーデザインを手掛けたCDのセットです。デザイナーである猿山にとって、グラフィックデザインにおいて線や文字をどう構成するか、内装デザインにおいてはどこに何を置くかといったことと同じように、作曲は音を配置することであり、全てはレイアウトという行為に集約されるそうです。 A「コントラバスのために」 コントラバスのために書かれた曲集。即興演奏家の森重靖宗の参加している二曲は、言葉のみで構成された楽譜を元に即興演奏したもの。 01 Op. 4 Seule 02 Op. 5 Avec Violoncelle 03 Op. 2 Seule 04 Op. 9 Avec Violoncelle 下記より、こちらのCD収録曲の “Op. 4 Seule” が視聴できます。 https://soundcloud.com/osamu-saruyama/01-op-4-seule コントラバス:猿山修 チェロ、録音:森重靖宗 アートワーク:原陽子+末房赤彦 カバーデザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ cd-004 “pour contrebasse” contrebasse: osamu saruyama, violoncelle, recording: yasumune morishige, composition: osamu saruyama, art work: youko hara + akahiko suefusa, cover design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio ¥1,000+tax B「七つのコノイド」 名古屋のギャラリーgallery feel art zeroにて行われた「オマージュ」がテーマのグループ展のために作曲。同展で猿山は、会場音楽の他、造形作品の出品、展覧会の案内状やポスターデザインも手掛けた。メンバーと各々のテーマは下記の通り。 辻徹(写真家)『透明なはずの水が時折、澱んだようにさざ波立ち』、井藤昌志(木工作家)『グレン・グールド』、前川秀樹(美術家・造形作家)『コーネル』 前川ボックス、猿山修(デザイナー)『静謐』 五感の悦。 01 1 02 2 03 3 04 4 05 5 06 6 07 7 作曲、ヴィオラダガンバ、カバーデザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ cd-007 “7 conoide” for bass viol Op. 7 for the exhibition “hommage” at the gallery feel art zero composition, bass viol: osamu saruyama, cover design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio ¥1,000+tax C「白日」 映画監督・三宅流の16ミリ短編映画「白日」のサウンドトラック。具体音は冒頭のガラスの割れる重苦しい音のみで、多重録音されたコントラバスの特殊奏法が全編を通して続く。 01 1 02 2 03 3 04 4 05 5 06 6 07 7 下記より、こちらのCD収録曲の “7” が視聴できます。 http://soundcloud.com/osamu-saruyama/07blinding-noon 作曲、コントラバス、カバーデザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ cd-009 “blinding noon” for 4 basses Op. 3 for the 16 mm film “blinding noon” of nagaru miyake composition, bass viol: osamu saruyama, cover design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio ¥1,000+tax D「四つのコノイド」 友人の画家・諏訪敦から依頼を受け、2011年諏訪市美術館で開催の諏訪敦絵画作品展「どうせなにもみえない」の会場音楽として制作したもの。会場では、音の聴こえ方によって観客の歩調が変化が見られ、諏訪の作品と相まって、時の感じさせるとして、好評を博した。 01 01 02 02 03 03 04 04 下記より、こちらのCD収録曲の “03” が視聴できます。 https://soundcloud.com/osamu-saruyama/03-4-conoide アートワーク:諏訪敦 ヴィオラダガンバ、作曲、カバーデザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ cd-011 “4 conoide” 4 pieces for bass viol op. 15 for the exhibition of atsushi suwa’s “can’t see anythig anyway” art work: atsushi suwa, composition, bass viol: osamu saruyama, cover design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio ¥1,000+tax E「三つの小品」 このCDのみ、伊藤和土による、自作自演の無伴奏ギター独奏。三曲の小品と二つの即興演奏を収めたもの。 01 small piece 1 02 small piece 2 03 small piece 3 04 improvisation 1 05 improvisation 2 ギター、作曲:伊藤和土 カバーデザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ cd-006 “3 pieces” 5 pieces for guitar composition and guitar: Kazuto ito, cover design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio ¥1,000+tax CDセットをご購入の方に先着順にて、ギュメレイアウトスタジオ制作のCD1枚(いずれのCDセットにも含まれていないもの)をプレゼント致します。プレゼントCDは非売品、数量限定となりますので、ご希望の方はお早めにお求めください。 CDのセット以外で個別のご購入をご希望の方は、ギュメレイアウトスタジオウェブサイトのcontactからメールにてお問い合わせください。 https://guillemets.net/contact 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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猿山修+ CD四枚組 CD set of Osamu Saruyama
¥4,400
ギュメレイアウトスタジオ主宰の猿山修が作曲、演奏、カバーデザインを手掛けたCDのセットです。デザイナーである猿山にとって、グラフィックデザインにおいて線や文字をどう構成するか、内装デザインにおいてはどこに何を置くかといったことと同じように、作曲は音を配置することであり、全てはレイアウトという行為に集約されるそうです。 A「1-2-2-1-1-3」 2001年、渋谷のギャラリールデコでの即興演奏の記録。森重靖宗(チェロ)、ヤコブ・ドラミンスキー・ホイマルク(ソプラノサックス、バスクラリネット)、猿山修(コントラバス)のソロ、デュオ、トリオでの演奏。 01 contrabass solo 02 contrabass+violoncello duo 03 violoncello+contrabass duo 04 violoncello solo 05 bass clarinet solo 06 sopranino saxophone/bass clarinet+violoncello+contrabass trio チェロ:森重靖宗 ソプラノサックス、バスクラリネット:ヤコブ・ドラミンスキー・ホイマルク コントラバス:猿山修 カバーデザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ cd-101 “1-2-2-1-1-3” live improvisation at le deco in tokyo, april 13, 2001 violoncello: yasumune morishige, sopranino saxophone, bass clarinet: jacob draminsky højmark, contrabass: osamu saruyama, cover design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio ¥1,000+tax B「ミュージックボックス」 子供たちのために作られた曲と古楽やバロック音楽を編曲したもの。 01 Menuet―O. Saruyama 02 Crab Canon―O. Saruyama 03 Menuet―O. Saruyama 04 Vivace―O. Saruyama 05 Canon―O. Saruyama 06 Fuga―O. Saruyama 07 Sarabande―O. Saruyama 08 Menuet―O. Saruyama 09 Je Vivroie Liement―G. De Machaut Sonata In Canonmenuet―G. P. Telemann 10 Vivace 11 Grave 12 Allegroassai 13 Vivace 14 Cantabile 15 Scherzando 16 Canon―O. Saruyama 下記より、こちらのCD収録曲の “Crab Canon” が視聴できます。 https://soundcloud.com/osamu-saruyama/02canon 作曲、エレクトロニクス、カバーデザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ cd-102 “for music box” for children electronics, composition, arragement: osamu saruyama, cover design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio ¥1,000+tax C「パコ」 子供たちのために作られた曲集。オルゴールを思わせるようなかわいらしさも感じられる曲調。 01 canon 02 arioso 03 menuet 04 gigue 05 vivace 06 lullaby 07 canon 08 polonaise 09 gigue 10 menuet 11 menuet 12 bourrée 13 canon 14 soutenir 15 sarabande 16 polonaise 17 menuet 18 requiem 下記より、こちらのCD一曲目の収録曲 “canon” が視聴できます。 http://soundcloud.com/osamu-saruyama/canon-for-kanon-754 作曲、エレクトロニクス、カバーデザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ cd-103 "pako" for children composition and electronics: osamu saruyama: osamu saruyama, cover design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio ¥1,000+tax D「モビール」 名古屋のギャラリーgallery feel art zeroにて行われた「モビール」」十人の作家による動く彫刻というグループ展のために作曲。同展で猿山は、会場音楽の他、造形作品の出品、展覧会の案内状やポスターデザインも手掛けた。 01 1 作曲、ヴィオラダガンバ、カバーデザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ cd-010 “mobile” for bass viol solo Op. 13 for the exhibition “mobile” at the gallery feel art zero composition, bass viol and cover design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio ¥1,000+tax CDセットをご購入の方に先着順にて、ギュメレイアウトスタジオ制作のCD1枚(いずれのCDセットにも含まれていないもの)をプレゼント致します。プレゼントCDは非売品、数量限定となりますので、ご希望の方はお早めにお求めください。 CDのセット以外で個別のご購入をご希望の方は、ギュメレイアウトスタジオウェブサイトのcontactからメールにてお問い合わせください。 https://guillemets.net/contact 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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内田輝CD二枚組 “untitled I & II” CD set of Akira Uchida
¥5,000
SOLD OUT
現在、これらのCDは、下記サイトにて購入可能です。 https://sugikojo.com/products/97073042/ https://sugikojo.com/products/97073246/ A「無題 I」 福岡吉井の「杉工場」にて行われた内田輝の即興演奏を収めたもの。“untitled I” ではピアノを演奏、“untitled II” ではクラヴィコードを演奏。共に J. S. Bach の作品が引用されている。 01 untitled 02 untitled 03 untitled ピアノ:内田輝 カバーデザイン:猿山修 制作:杉工場 cd-901 “untitled I” for piano solo piano: akira uchida, cover design: osamu saruyama, production: sugi-koujou ¥2,500+tax included B 「無題 II」 01 untitled 02 untitled 03 untitled クラヴィコード:内田輝 カバーデザイン:猿山修 制作:杉工場 cd-902 “untitled I” for clavichord solo clavichord: akira uchida, cover design: osamu saruyama, production: sugi-koujou ¥2,500+tax included CDセットをご購入の方に先着順にて、ギュメレイアウトスタジオ制作のCD1枚(いずれのCDセットにも含まれていないもの)をプレゼント致します。プレゼントCDは非売品、数量限定となりますので、ご希望の方はお早めにお求めください。 CDのセット以外で個別のご購入をご希望の方は、ギュメレイアウトスタジオウェブサイトのcontactからメールにてお問い合わせください。 https://guillemets.net/contact 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.
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「猿山時計店」壁掛け時計—“Saruyama Clock” 30 day
¥132,000
SOLD OUT
古い壁掛け時計を元に製作した一点ものを不定期に販売しています。 追加の際には、SNS等でも告知いたしますので、どうぞ宜しくお願いいたします。 一枚目(白黒写真)と三枚目の画像はガラスを外した状態です。 410h. 230w. 100d. mm 21 day ¥132,000(税込) 壁掛用金具部分等は寸法外。 First image (black-and-white image) and the third image (color image) removed the glass. 410h. 230w. 100d.mm 21 day ¥132,000 (tax included) Wall-mounting metal fittings are out of dimensions. 30日巻です。向かって左側のゼンマイを巻くと30分毎に心地よい音で優しく時打ちします。一時に一回、一時半に一回、二時に二回、二時半に一回と鳴り、十二時に至ると十二回時打ちします。右側のゼンマイのみを巻き上げた場合、時打ちはせず、一月ほど動き続けます。文字盤はスッキリしていて全体にミニマルな印象です。 There are spring that move the long hand and spring for hitting the hour. Usually, the right side moves the long hand, and the left side is the time stroke. Please refer to the picture on the left for the direction of winding the spring. This is a 30-day clock. It will continue to move for about 30 days after winding the spring to the end. 納品時の不具合以外の返品には対応しかねますのでご了承ください。 「猿山時計店」ロゴは、佐藤卓デザイン事務所の手によるものです。 Please understand that we cannot accept returns other than defects at the time of delivery. The "Saruyama Clock Shop" logo is from TSDO Inc. 製作:ギュメレイアオウトスタジオ manufacture: guillemets layout studio 納品時の不具合以外の返品には対応しかねますのでご了承ください。 「猿山時計店」ロゴは、佐藤卓デザイン事務所の手によるものです。 製作:ギュメレイアオウトスタジオ manufacture: guillemets layout studio 梱包には環境への配慮からリサイクル資材を使用しています、ご了承ください。国外発送には対応しておりません。 We use recycle material for packing to concern for the environment. Thank you for your understanding. Please note that all items are available for domestic shipping only.